Do you accept credit cards?
「クレジットカードで払えますか?」この英文はガイドブックにもよく載っていますが、ネイティブの会話を聞いているとこちらよりもっと使われているものがあります。
それがこちらです。
Do you take credit cards?
accept の部分が take で置き換えられています。ただ、この質問はカナダ、アメリカで使うとおかしく聞こえるかもしれません(下へ)。
accept を take のように使う例を、紹介していきますので興味のある方はこのまま先へお進みだくさい。
クレジットカード事情
アメリカやカナダではクレジットカード社会なので、実際にはこのような英文「クレジットカードで払えますか?」はほとんど使いません。発展途上国では必要な英語文かもしれませんね。
ただ「このカードは使えますか?」とカードの種類を尋ねる時にはよく使います。
Visa や MasterCard でしたらほとんどのお店で使えるのですが、小さいお店などでは American Express がたま〜に使えない時がありまして、
そんな時に上の英文を使うとしたら、
Do you take Amex?
という具合に尋ねることができます。
American Express と言わなくても Amex で通じますが 発音は “AmEx” と言うといいですよ。
レストランで割り勘する時には、現金があると便利ですが、クレジットカードでも割り勘ができます。
ファーマーズ・マーケットなどの出店でさえ、店主はクレジットカード機を備えています。現金を持ち歩いている人が少ないので、クレジットカードが使えないとお客さんを逃してしまうんですよね。
自動販売機もクレジットカードで払えるものが増えてきています。
take を使う?使えない?!
では accept の代わりに take が使えるケースをみてみましょう。
微妙なのですが意味のニュアンスが変わる場合やほとんど同じ場合もあります。
My grandma tried to give me money but I didn’t accept/take it.
「祖母がお金をくれようとしたけれど受け取りませんでした」という意味ですが accept には「申し出を受け入れる」意味があるので、
accept を使うと→「お金をくれるという行為」を受け入れなかったイメージ
take を使うと→「お金」を受け取らなかったイメージ
になります。
Do you accept/take credit cards?
Did you accept/take the job?
これらはどちらを使っても意味はほぼ同じですが「仕事を引き受けたの?」と「仕事を取ったの?」というちょっとしたニュアンスの違いがあるだけで同じように使われています。
「受け入れる」か「取る」かの違いだけなのでこの2つは結果的には同じことを意味しています。
全てが take への置き換えができる訳でもなく、できないものもあります。
A: I’m so sorry.
B: That’s ok. I accept your apology.
ごめんなさい。
大丈夫よ、あなたの謝罪を受け入れます。→ 許してあげます。
Would you accept my invitation?
私の招待を受け入れてくれますか?
最後に、、、
take が使えたり使えなかったりと混乱しますが、何回も聞いていくことで慣れていきます。
私もはじめは「Amexを使えるかどうか?」という質問を accept を使って尋ねていましたが カナダ人の夫が take しか使っていなかったので、自然と変わっていきました。
accept を使っているネイティブもいるので accept でももちろん大丈夫です。take も多く使われているということだけ知っていただきたいです。
その時の状況でネイティブがどちらを使っているか?は、口語の英会話をたくさん聞くことで慣れていくしかないのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。