日常で最もよく使う deserve のフレーズを押さえておこう!

ポジティブにもネガティブにも使える deserve 、特に日常でよく使うフレーズを取り上げて紹介していきますね。

deserve の意味

「〜に値する」「〜にふさわしい」

日本語の「値する」は堅苦しくてあまり使いませんが 英語の deserve はよく使われています。

「〜して当然だ」というニュアンスで覚えるといいでしょう。 

日常会話でよく使う deserve の文を順番に紹介していきます。

deserve のフレーズ

deserve

① You deserve a break.
② You deserve it.
③ You don’t deserve it.
④ I don’t deserve you.
⑤ I deserve to 〜

などがあります。

You deserve a break.
 君は休みを取るに値するよ。
(休みをもらって当然だよ)

人 + deserve + 名詞

上のフレーズはよく使われ、応用できるのでまるまる暗記してしまってもいいくらいです。

※ break は文の内容によって「短い休憩」「休暇」「何もしないゆっくりした期間」などの意味を持ちます。

例文でみていきましょう。

① You deserve a break の例文:

You worked seven days straight. You deserve a break.
 君は7日間連続で働いたんだから休みをもらって当然だよ。

We’ve been cleaning for hours. I think we deserve a break.
 何時間も掃除し続けているから、休憩したいね(休憩をもらって当然だよね)。

I heard your exam is over. You deserve a break.
 試験が終わったんだって?!ゆっくり休みなよ〜

次に紹介する deserve の文はこちら↓ こちらもよく使われています。

You deserve it.
 A: 君は〜に値するよ(〜して当然だよ)
 B: 自業自得でしょ。

A: 君は〜に値するよ。
 (〜して当然だよ)

先ほど紹介した①の文の名詞が代名詞に変わっただけです。

人 + deserve + 代名詞

例文:
I heard you got promoted. You deserve it.(= You deserve the promotion.)
 昇進したんだって?!君なら当然の結果だよ。

A: I finally got into university.
 やっと大学に受かったよ。
B: Congrats! You worked so hard. You really deserve it.
 おめでとう! あんなに頑張ったんだからそれが評価されたんだよ。

B: 自業自得でしょ。

ネガティブな表現でも使われます。

直訳すると「あなたは(it = ネガティブな内容)に値する」

例文:
A: Ken dumped me.
 ケンにフラれた〜!
B: You cheated on him so I think you deserved it.
 あんたが浮気したんだから、自業自得でしょ(フラれて当然でしょ)

次は否定文いきましょう↓

You don’t deserve it.
 君は〜に値しない(それはあんまりだね)

ポジティブとネガティブの両方の意味がありますが、相手に同情したり、気の毒に思ったときによく使われるフレーズです。

直訳すると「あなたは〜に値しない」「あなたには〜の資格がない」

相手に同情して言う場合は「それはあんまりだね」「それはひどいね」というニュアンスになります。

例文:
A: I can’t believe I got laid off. I worked for the company for over twenty years.
 解雇されたなんて信じられない。20年以上も勤めたのに。
B: I know. You don’t deserve it.
 わかる、あんまりだよね。

I got laid off. I don’t deserve it.
 解雇されてしまった。なんで私がこんな目に遭わないといけないの。

Stop eating it if you keep complaining. You dont’ deserve it.
 文句ばっかり言うなら食べなくてもいいよ。食べる資格なし!

I know I don’t deserve it, but can you give me a second chance?
 そんな資格はないのはわかっているけど、もう一度チャンスをくれない?

ちょっと難しくなってきますが、こんなフレーズもよく使われます↓

④ I don’t deserve you.
 (君は)僕なんかにはもったいない

直訳すると「僕は君に値しない」

「(君は)僕なんかにはもったいない」というニュアンスになります。

こちら↓の文と似ています。

= You’re too good for me.
 君は僕には良すぎる。

『自分の方が下の立場にあり釣り合っていない』というニュアンスになります。

例文:
You’re perfect in every way. I don’t deserve you.
 君は何もかも完璧、僕なんかにはもったいない。

It’s good that you broke up with him. He doesn’t deserve you.
 彼と別れてよかったよ、彼にはあなたはもったいないよ(あなたにはもっといい人がいるよ)。

⑤ You deserve to 〜
 君は〜に値するよ。

ここでは文型だけ押さえておきましょう。deserve のあとに名詞の代わりになる to+動詞の原形to+be動詞が入ります。

人 + deserve +to+動詞の原形 / to+be動詞

例文:
We definitely deserve to win this game.
 私たちは間違いなくこの試合に勝つに値する(勝てるスキルがある)

You went though a lot with your ex. You deserve to be happy.
 前の旦那と色々あったよね。あなたは幸せになる価値があるよ。

こちらの記事 It serves you right も似たようなフレーズなのでセットでマスターしておきましょう。

以上になります。

難しい表現ですが、少しでもお役に立てればうれしいです♪