こんにちは、カナダから生の英語をお届けしています(永住23年)。
今回のテーマは Do you want to 〜 の依頼・提案です。
* Do you want to 〜 *
Do you want to 〜 の意味
一般には Do you want to 〜 は「〜したい?」と相手の意見をたずねるときに使いますが、実は依頼や提案を意味するものがあります。
相手の意見をたずねている場合は、
Do you want to watch TV?
テレビ見たい?
しかし、依頼を意味する場合はこんなときです。
Do you want to do dishes?
洗い物してもらえる?
「洗い物したい?」と見下してたずねている訳ではないので注意です。
この文は「洗い物したい?」と言いつつも「洗い物してくれない?」という気持ちが入っています。
Will you や Can you はストレートに依頼するのに対して、Do you は依頼しつつも選択肢を与えているような若干控え目な依頼になります。Can you とほとんど変わりませんが、どちらかというと提案っぽい依頼ですかね。
親しい間柄でよく使われていますよ。
ちなみに Do you want me to 〜 も同様で「私に〜して欲しいですか?」という意味もあれば「私が〜しましょうか?」と提案する気持ちがこもっている場合もあります。後述の例文を参考にしてください。
Do you want to 〜 に対する返事
返事に関しては、Do you の質問になりますが Yes, I do で答えずに、こんな返事が返ってきます。
・Sure!「いいよ」
・Okay. 「OK」
・Yes, I can.「できるよ」
・No, not really.「あんまりしたくない」(この返事はうちの娘に多い^^;)
Do you want to 〜 の例文
いろいろな会話のパターンがありますが、このフレーズは多くの場合「私は〜するから、あなたは〜してくれる?」という感じで使われることが多いですよ。
例文①
妻: I’ll do the dishes. Do you want to dry?
私が洗い物するわ。拭いてもらえる?
夫: I can do the dishes.
僕が洗い物してあげるよ。
例文②
A: Do you wanna go out after work?
仕事の後どっか行かない?
B: Sure! Where do you wanna go?
いいよ、どこ行く?
→ wanna = want to
例文③(レストランで)
・I need to go to the bathroom. Do you want to get us a table?
お手洗いに行かないと。席を取っておいてくれる?
→ 「席を取っておく」は get a table
Do you want me to 〜 ? の例文
例文①
Do you want me to help you?
手伝おうか?
→ = Can I help you?
例文②
A: My car won’t start. I’ll be late for my appointment.
車のエンジンがかからない、予約に遅れちゃうよ。
B: Do you want me to drive you?
送ろうか?
A: Yes, please. That would be great.
うん、お願い。助かるよ。
どうして Shall I を使わないのか?
もちろん使えるのですが、カナダでは Would you like me to や Do you want me to の方がよく使われ浸透しているということもあります。そして友達同士だと Do you want me to の方がカジュアルで使いやすいです。上の例では Can I help you? や Can I drive you? も代わりによく使われていますよ。
以上になります。
Do you want to 〜 は、慣れるまでは理解しにくいと思いますが、この記事を読んで少しでもお役に立てたらうれしいです♪
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