Easier said than done の意味・由来・例文のまとめ

こんにちは! カナダから生の英語をお届けしています(永住歴22年)。

今回のテーマは Easier said than done です。

このフレーズの意味、由来、例文を順番にご紹介します。

* Easier said than done *

このフレーズは文頭の It’s や That’s が省略されています。単独でも使えますし、他にも使い方があります(下の例文を参照)。

It’s/That’s easier said than done.

Easier said than done の意味・由来

Easier said than done の意味は、

「口で言うほど簡単ではない」

「口で言うのは簡単だけど、実際に行動を起こすのは難しい/実際にやってみると難しい」という意味になります。

「どうして said や done など受動態が使われいるのでしょうか??」

カナダ人の夫に聞いてみたのですが「昔からあるフレーズだから理由はない」という返事が、、。

そこで、ちょっと調べてみたのですが、

Easier said than done の由来は、

1483年の本で最初に印刷され、当時の英語で It is easyer to saye than to do ( It’s easier to say than to do) と書かれていたようです。

元々は受動態じゃなかったんですね。

* * * * *

そうなんです、英語にはこんなのがいっぱい。私みたいに「どうして?どうして?」と考えているとなかなか前に進めませんので、暗記するしかないようです。

似たようなフレーズにこのようなものがあります。

・It’s harder than you think.
 想像以上に難しい。

・It’s not as easy as you think.
 想像するより容易じゃないよ。

Easier said than done の例文:

✔︎ A: If you don’t like your job, why don’t you quit?
 仕事が嫌いだったらなんで辞めないの?

 B: It’s easier said than done. I have a family to provide for.
 言うのは簡単だけどさ、家族を養わないといけないし。

✔︎ A: I can cut that coconut if you can’t?
 そのココナッツ切れないなら切ってあげるよ。

 B: Easier said than done.
 口で言うほど簡単じゃないよ。

✔︎ I know I should give up smoking, but it’s easier said than done.
 禁煙すべきなのはわかっているけど、口で言うほど簡単ではない。

✔︎ Finding a good job is easier said than done.
 いい職を見つけるのは口で言うほど簡単ではない。

✔︎ Finding the perfect house was easier said than done.
 理想の家を見つけるのは口で言うのは簡単だけど実際に見つけるのは難しかった。

以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。