「ご飯よそって〜」は日本ではお馴染みの言い回しなので、これを英語で言おうと調べてみても、、、しっくりくるのが見つからないのです。
よく出てくるのがこちら。
Can you serve the rice?
、、、。
serve rice だと、なんかニュアンスが違う気がしませんか?
英語圏の国では、毎日ご飯を食べる習慣がないですし、特にこれ!といった決まった言い回しがありません。なのでみなさんバラバラな言い方をしています。
そこで、私がいつも使っている表現をご紹介します。
それは、
Can you dish out the rice?
この英語は、昔ニュージーランドでオーペアをしていた時に、お母さんが私に言った言い回しなんです。
お母さんに頼まれた瞬間に、
「えっ? もしかして私に『ご飯よそって』と言ってくれたのかしら? そんな言葉が存在したの?」と感動。笑
dish out はご飯に限らず使えますよ♪
「ご飯よそって〜」と誰かに言われた時はみんなの分をよそうイメージがありますよね。
dish out には「めいめいの皿に盛る」という意味があるので serve より意味が近いように感じます。
カナダ人の夫に 「serve を使ったら変なのか?」と聞いてみたところ serve はフォーマルすぎるようで、dish out の方が自然に聞こえるようです。
こういう日常生活に必要なちょっとした表現は、英語の教科書から習うこともないので知らないことが多く、いざ使いたい時に口から出てこないので通じるけど不自然な英語を使ってしまうんですよね。
私はその時、新しい英語と出逢えたことに大変うれしく、そして何より「ご飯よそって〜」にかなり近い表現があったことに感動しました。
「ご飯よそって」が言えるなんて幸せ〜♡
お母さんは中国系2世の方で、その家庭では頻繁にご飯を食べていました。さすがは母ちゃん、よく知ってる! ってネイティブだから当然なんですけどね。笑
他にも言い方はいろいろありますが、
▪︎ Can you put the rice on the plates?
▪︎ Can you put the rice in the bowls?
▪︎ Can you put the rice out?
日本語に近い「ご飯よそって〜」はやはり Can you dish out the rice? ですかね。
みなさんも dish out を使ってくださいね〜♪
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