【カルガリーの天気】年間平均気温+天気予報+過去のデータ+服装

こんにちは! カナダから現地の情報をお届けしています(永住23年)。

今回ご紹介するのは、カルガリーの天気です。

✔︎ 具体的にどういう服を持って行けばいいのか? 
✔︎ 冬の厳しさは? 
✔︎ 日本との気候の違いは? 

カルガリーにはじめてお越しになる方に、出来るだけ詳しくお伝えします。

私の苦い体験談(冬の気候)もあるので、よかったら参考にしてください。

記事の内容

▪︎カルガリーの天気
 ・ 春の気候
 ・ 夏の気候
 ・ 秋の気候
 ・ 冬の気候
 ・ 年間の平均気温
 ・ 現在の気温と過去のデータ

カルガリーの天気

カルガリーの気候は年間を通して比較的に穏やかで、春・夏・秋はとても過ごしやすくて快適です。ただ、冬は大変厳しいです。

長い長い冬が終わり、やっと5月頃から春を感じ長袖から半袖へ変わりはじめます。

紫外線が強くなってきて、雪も解けガーデニングができる程まで暖かくなってきますよ。

春は雪解けで道路も歩道もびしょびしょ。水溜りがあちらこちらにあるので防水性が高い靴がおすすめ!

道路からも通りがかりの車が水溜りを通過し、水がバシャバシャ飛んできます。

日中は暖かくなってきますが、重ね着が出来るものを! 朝晩は冷えるので冬物ジャケットはあった方が良いですよ。

 夏 

夏は日差しも紫外線も強いですが、汗はかかずでハンカチ要らずです。

ロッキー山脈に近いことから朝晩が冷える日もあり、雨が降ると気温も下がり夏でも寒く感じる日があります。

年間を通して6月と7月に雨天の日が多いのですが、それでも週に2日程度。

実は、

『カルガリーの住民は傘を持たない?!』

夫の両親に「傘を貸して」とお願いしたら、「傘はない」と言われたことが^^; そう言われれば傘より防水ジャケットを着てる人が多いんです。家に傘がないなんてちょっとびっくりですよね?!

日照時間は長く、朝は5〜6時頃に日の出、夜は20時〜22時近くに日没です。遅くまで外が明るいので寝る時間もついつい遅くなってしまいます。

服装は、気温が高い日に外で過ごす場合は、日本と同じで大丈夫です。

ただ、建物の中に入ると冷房がきついこともあるので薄手のカーディガンを準備しましょう。

帽子とサングラスはあった方がいいと思います。

我が家の夏のキャンプでは、長袖は必ず持って行きます。
朝は日の出が早いのですぐに暖かくなり、薄い長袖シャツで大丈夫ですが、日没後はフリースや冬のジャケットを着ることがよくありますよ。

カルガリーの秋は日本より気温は低く寒く感じますが大変過ごしやすいです。

9月に入ると朝は長袖が必要になってきます。家でも暖房を入れる日が時々あります。

日中はまだ20c°まで気温が上がる日もあり、半袖になったり長袖になったり、毎日気温差が激しいです。ちなみに2022年の秋は夏の延長のように暑い日が続きました。

10月頃から雪が降りはじめ、気温も氷点下まで下がる日があり、スノーブーツが登場してきます。

服装は冬物を準備しましょう。薄手のジャケット〜厚手のジャケット。

10月31日のハローウィンには子供達は手袋をし、コスチュームの上に冬のジャケットを着てることが多いです。かなり冷えますよ〜。

冬は乾燥していて、寒さも厳しいです。雪は積もりますが積もっても数センチから数十センチ程度です。

11月は最高気温が氷点下の日が増えてきます。

カナダの家ではセントラル・ヒーティングが使われており、家全体を暖めてくれます。
洗面所を含め全部屋が暖かいので、朝はお布団から出れますよ。笑 なので冬でも家の中ではTシャツを着ている人がいたりします。

滅多にありませんが、−40c°まで下がる可能性もあります。−20c°以下まで下がると、−20c°であろうが−35c°であろうが違いが全くわかりません。

ただ、−20c°という数字だけ聞くと恐ろしいのですが、カルガリーは乾燥しているので日本のような骨に染みるような寒さとは違います。

まず、−20c°まで下がると肌が痛くなり手足の感覚がなくなっていきます。ですから体をダウンジャケットで十分に覆って肌を隠してさえいれば寒いのは顔くらいです。まつ毛や鼻の中は凍ります。逆に日本の冬の方が湿度がある分寒く感じるかもしれません。

服装は、ダウンジャケットがベスト! 

〜カルガリーの「シュヌック・ウィンド」〜
西から来る風がロッキー山脈を上昇するに連れて雨や雪を降らせ湿度を失い、降下するに連れて温められます。この温かい風がカルガリーに達すると冬でも暖かい日を迎えます。今日は−20c°だけど翌日が10c°など、シュヌックのおかげで暖かい日もあり、救われます。

スノーブーツは−20c°〜−30c°対応のものが販売されています。気温がそこまで下がった日はそれを履いていないと、足の感覚がじわじわとなくなっていき辛いです。

手袋は個人的にはミトンの方がおすすめです。指の感覚がなくなってくるので指同士がくっついてる方がまだ温かいです。そこまで寒い日は長時間外にいること自体危険ですが、、、。

パンツの下にタイツも履いた方がいいと思います。ニット帽、ミトン、足首まである防水性の高い靴やスノーブーツがあれば尚いいでしょう。

〜私の苦い体験談〜
外が−20c°の時に、通勤で20分くらい歩いた日のこと。ジーンズだけ履いていたのですが、職場に辿り着くなり足全体が痛くて「何だろう?」と思って見てみると、真っ赤に腫れ上がっているではありませんか! これにはちょっとした恐怖を感じました。凍傷の手前?!腫れは徐々に消えていきましたが、それ以来気温が下がった日は必ずタイツを履くようにしています。肌までおかしくなってしまいますよ〜^^;

冬の運転は慣れていないと注意が必要です。前の車が急にコントロールを失ってクルっと回ったり、路肩へ落ちていくところを目撃したこともあるので、十分に車間距離を取りましょう。

年間の平均気温 

平均気温 C°(最高/最低)雨の日数
1-3/−144
2-1/-133
34/-74
411/-25
516/47
620/88
723/108
822/96
916/46
1012/03
113/-83
12-2/-123

現在の気温と過去のデータ

現在のカルガリーのお天気は theweathernetwork.com へ。貼り付けできなくすみません^^;
2週間先までチェックできるので旅行の洋服の参考になる便利なサイトです

<サイトの説明>
右側の serch for location に Banff や Clagary など調べたい都市を。サイト右上にF°かC°を選択できますのでC°へ切り替えてからご覧下さい。

Hourly(時間)、36Hours(36時間)、Weekend(週末)、7Days(7日間)、14Days(14日間)までの予報がご覧になれます。

Monthly(月間)は2週間後以降は過去のデータの平均気温が記載されています。

select month で月を選択すると前年度の気温も見ることが出来ますよ。

以上が一年を通しての天気や気温になります。

カルガリー訪問でおすすめの時期は5月〜9月頃です。夏はどこへ行っても花が満開で特におすすめですよ!ぜひお越しくださいね♪

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