2022年【バンフ】在住歴者がおすすめ!1日で効率よく回る観光スポット!

こんにちは! カナダから現地の観光情報をお届けしています。

バンフに行ったら何処をまわろうか? 何をしようか? 迷いますね〜。
そんなみなさんに、バンフ町内の1日観光スポットを私のおすすめ順にまとめてみました。

㊙︎地元情報やオーロラ情報も載せていますので最後までお楽しみください。

バンフ

バンフの観光スポットを効率よく回るには、私のおすすめは Roamバス自転車です。夏ですと車はどこに行っても駐車困難だからです(冬は大丈夫です)。

Roamバス

Roamバス は、バンフの観光スポットを巡回しているバスになります。

運転手さんから transfer をもらえばバンフ市内の Roamバス に45分間以内でしたら乗り換えができます。

・1回乗車→ 大人$2、子供$1
・1日乗車→ 大人$5、子供$2.50
✔︎ バスの現在位置(ライブ・バス・ロケーション)をサイトで確認できます!

自転車

自転車も便利です。坂があるところだけ、Roamバスを利用しても。

私が初めて観光客としてバンフを訪れたときは自転車をレンタルしました。レンタサイクルはお店や種類によりますが 1時間$15〜、1日$45〜。

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では、ここからは観光スポットのご紹介です。

下記の徒歩の時間はバンフ・ビシター・センター(ダウンタウン)を出発地点として、バスはElk Street Transit Hubを出発点としての目安です。掲載されている全ての料金・営業時間は2022年1月現在のものです

1 フェアモント・バンフ・スプリングス

バンフの町のシンボルでもある豪華5つ星ホテル。ここはなんと言っても外観が素晴らしい!

ホテル内にはお店やレストラン、バーもあり楽しいですよ♪

ボウ川を挟んで向かい側にこのように絵葉書のように写真が撮れるスポットがあります→サプライズコーナー・ビューポイントへ(徒歩22分、登り坂、バスは走っていません)

徒歩22分、Roamバス約12分
(ルート②で Banff Springs Hotel下車)

実はこのホテルは幽霊が出ることでも有名なんです〜。

関連記事→ 3つの幽霊話

2 バンフ・アベニュー

バンフ・アベニューは街の中心にあり、ショッピングモールのような通りです。

インフォメーション(Banff Visitor Centre)、カナダのお土産店、レストラン、アートギャラリーが並びます。

英語が苦手な方には日本食レストラン、マクドナルドもありますよ。

バンフ・アベニューで試してみたいお菓子はファッジ!とビーバー・テイル!

ファッジ(写真下)はトリュフチョコに似た食感の甘いお菓子で、専門店(The Fudgery)や、お菓子屋さんで買えます(測り売りが多いので値段には気をつけてくださいね)。かなり甘いです^^;

ビーバー・テイルという名前のビーバーのしっぽの形をしたペイストリーは大人気!
(店名:BeaverTails) ぜひお試しください!

そして私のお勧めのお店は「The Sprit of Christmas」です! 店内はクリスマス一色で、行く度に童心にかえって興奮してしまいますよ〜。

夏のあいだはどこのお店も遅くまで営業しているので観光の後に、夕食後にもゆっくり買い物が楽しめます。

ダウンタウン駐車場の詳細はバンフのサイトへ。ちなみに2022年の夏は有料駐車場が1時間$3でした。

関連記事→ カナダの【買い物の仕方・豆知識】はじめてでも安心!英語フレーズ付

3 サルファー・マウンテン(ゴンドラ)

こちらでは、ゴンドラに乗って頂上へ行き、広大なカナディアン・ロッキー山脈のパノラマ景色をお楽しみいただけます! 山頂にはレストランやカフェもありますよ。

ゴンドラの駐車場から道路を少し下ったところにはバンフ・アッパー・ホット・スプリングス(温泉)もありますのでご一緒にどうぞ!

㊙︎地元情報→ゴンドラは割高ですが、もしお車でお越しでしたら町の北側、ノークウェイ山からも町を見渡すことができます。
ノークウェイ山ではビッグ・ホーン・シープ(大角羊)に出会えるチャンスも! 私は2回遭遇しました!

ゴンドラ料金:大人$58〜、子供$37.70〜(オンライン日別で表示)
営業時間:8-9am〜7:30-8:30pm

徒歩1時間、Roamバス約13分
(ルート①でバンフ・ゴンドラ下車)。
※登り坂なので自転車はきついです。
※シーズン・曜日限定で無料シャトルバスが出ていることもあります。

詳細はバンフ・ゴンドラへ。

㊙︎地元情報→駐車場から登山用のトレイルもあるので自力で登ることもできます(中級レベル・約2時間)。帰りはゴンドラが無料でしたが今も無料かはわかりませーん^^; 登山の途中で熊に遭遇したことがあります! 詳細はこちら↓

関連記事☞ 【カナディアンロッキーの動物】出没スポットのご紹介!

4 カスケード・オブ・タイム・ガーデン

花が満開の夏がおすすめになります。

バンフ・アベニュー南の突き当たり、橋を渡った正面にあります。国立公園・管理事務局の建物(レンガ造リ)裏側にガーデンがありますよ。

㊙︎地元情報→ この記事トップの写真はそこで撮影したもので、カスケード山を背景にバンフ・アベニューが見渡せて、絵葉書でよく見られる定番の風景でもあり、人気の写真スポットです。

入園無料 8am-11pm(定休日なし)
※お出かけ前に入園時間の確認を→ Cascade of Time Garden でググればOKです。

徒歩9分、Roamバス(約4〜5分)
ルート①②④でBanff Park Museum 下車+徒歩3分(北側入り口)
ルート①でMountain Avenue下車(東側入り口)

追加情報→ ※ 2022年8月下旬午後に訪れた時は駐車場が満車で停められませんでした、、、。

㊙︎地元情報→ ガーデン手前の右側にある Banff Indian Trading Post(お土産屋)に立ち寄りましょう!先住民の伝統的なグッズが売られています。野生動物の剥製やMerman(マーメイド&人のミイラ)も見て下さいね!(Buffalo Nations Museumの手前)

5 バーミリオン・レイク

バーミリオン・レイクはバンフの街の外れにあり、3つの湖の総称です。

この辺りは湿地帯で野生動物も多く見られ、写真家にも大変人気のあるスポットです。

私はここでエルク(アメリカアカシカ)をよく見かけました。そしてビーバーに会えるチャンスも!

徒歩32分(バスは走っていません)

6 ボウ滝

滝の幅30mという、横幅が広い滝で「これが滝かや???」とびっくりする方も多いかもしれません^^;

1954年公開のマリリン・モンロー出演の映画「帰らざる河」のロケ地となったことで有名で、今でも観光客がとても多い人気スポットです。

フェアモント・バンフ・スプリングス(ホテル)に行くついでに寄る感じで大丈夫です^^;

徒歩19分、Roamバス約7分
(ルート②でSpray Avenue下車)+徒歩12分。
夏季のみ:ルート②がボウ滝まで運行、サイトで確認を。
フェアモント・バンフ・スプリングス(ホテル)より徒歩15分 

追加情報→ ※ 2020年8月中旬のお昼に訪れたときは、駐車場が満車で停めれませんでした。

7 フードゥーズ

長年の月日を経て自然界によって造られた奇岩。

このような奇岩は、アルバータ州ではあちらこちらにあるのですが、遠出しないとなかなか見れないのでバンフで見ておきましょう!

バンフのフードゥーズは特に面白い形をしていて珍しいですよ。ボウ川を背景に素敵な写真が撮れます。

徒歩50分、Roamバス約8分
(ルート②でTunnel Mountain Village 2 Campground 下車)+徒歩22分
夏季のみ:(ルート②でTunnel Mountain Village I Registration下車)+徒歩8分

8 バンフ・アッパー・ホット・スプリングス

大自然の中で絶景を楽しみながらの温泉!!! 体も心も癒されます。

ゴンドラから歩いてすぐのところにありますのでセットでどうぞ!

日本の温泉とは少し違い、どちらかというと露天のプールに行く雰囲気。水温は37〜40度です。
水着、タオルはレンタルでき、ロッカーもあります(個人的にはサンダル持参をおすすめ)。

※大変よく混みます。

入浴料金:大人$9.25、子供$8  
営業時間:正午〜19:30
※ ケイブ・アンド・ベイスンとセットになったチケット(Thermal Waters Pass)もあります。

徒歩1時間、Roamバス約11分
(ルート①でBanff Upper Hot Springs 下車)+徒歩3分。
※登り坂なので自転車はきついです。

詳細はバンフ・アッパー・ホット・スプリングス

9 ケーブ・アンド・ベイスン国定史跡

こちらは、カナダの国立公園発祥の地で、カナダ国定史跡にも指定されています。

洞窟や温泉が見学でき、国立公園や温泉の歴史を学ぶこともできます。

洞窟自体の規模は小さいのですが、神秘的で大変美しく、入場料も安いので見学の価値はあります。雨の日や洞窟体験されてない方はぜひ! 

入園料金:大人$7.90 子供は無料。
営業時間:9:30-17:00
※ バンフ・アッパー・ホット・スプリングスとセットになったチケット(Thermal Waters Pass)もあります。

徒歩27分、Roamバス7分(夏季のみ:5月中旬〜10月上旬)
(ルート④でCave and Basin下車)

詳細はケーブ・アンド・ベイスン国定史跡

10.バンフ・パーク・ミュージアム・ナショナル・ヒストリックサイト

カナダの動物の剥製が展示されている博物館になります。日本では見られない動物も多いので、かなり興味深いです。

みなさんにはぜひ実物を見て帰って頂きたいのですが、野生動物に出会えるチャンスは稀なのでこちらの博物館もおすすめです。

入館料:大人3.90、子供は無料 
開館時間:9:30-17:00

詳細はバンフ・パーク・ミュージアム・ナショナル・ヒストリックサイト

ダウンタウン内
バンフ・ビジター・センターから徒歩6分、Roamバス約4分
(ルート①②④でBanff Park Museum下車)

㊙︎地元情報→ 先ほどもご紹介しましたが、Banff Indian Trading Post (お土産屋:無料)でも野生動物の剥製が展示されています!(Buffalo Nation’s Museumの手前)

では、まとめです。

私だったらこの順路で行くかなというのを書いてみます。

下記の①〜⑤はそれぞれが近いので(④⑤は若干離れていて少し長くなりますが)徒歩でも回れる距離です。

①バンフ・アベニュー
 ↓
②Banff Indian Trading Post
 ↓
③カスケード・オブ・タイム・ガーデン
 ↓
(バスでゴンドラ・温泉へも)
 ↓
④フェアモント・バンフ・スプリングス(ホテル内観光)
 ↓
⑤ボウ滝
 ↓
(フードゥーズ)Roamバス

・ミュージアムはバンフ・アベニューにあるのでお好みのタイミングで。
・③のガーデンからRoamバス(Mountain Avenueのバス停)でゴンドラ・温泉へ行くと若干時間の節約になります。帰りはYWCAで下車し、④のホテルまで徒歩又はバス。
・⑤のボウ滝の後、Roamバス(ルート2)がホテル⇄ダウンタウン⇄フードゥーズ間を走行しているので、Spray Avenue からそのままフードゥーズまで行くこともできます。

下記の2箇所は近いので一回のバスの利用で行けます。ダウンタウンからどのタイミングで行っても!

・ゴンドラ
・ホット・スプリングス(温泉)

下記の観光地はそれぞれ離れていて遠いので、別々で自転車やバスを利用。優先したいものから順番に行ってくださいね。

・サプライズ・コーナー(自転車・徒歩)上り坂
・フードゥーズ(バス・自転車)上り坂
・バーミリオン・レイク(自転車)
・ケイブ・アンド・ベイスン(バス・自転車)

いかがでしたか? バンフに行きたい気持ちが一層強くなってしまったのではないでしょうか?!

では、ここからはオーロラの話をしていきたいと思います!

オーロラ

カナダの中でもオーロラが見れることで有名な都市はイエローナイフなのですが、実はカルガリーやバンフでも時々見れるんです!!!

そうです、見れるチャンスは誰にでもあるんです!!!

ただ、豪華なイエローナイフのような色取り取りなオーロラは見れません、、、。主に見れるのは白色やうっすら緑色です

白いので雲と区別しにくく、気付かない場合が多いのですが、フワフワ動いています。

ところが!!!

私の友人はバンフでピンクのオーロラを見たことがあるんです!!! 

旅行中、雲がない夜は、北の空を観察するのを忘れないでくださいね!秋ごろに見られることが多いですよ。 

Facebook に「Calgary Aurora Chasers」というグループがあるのでそちらに参加するとオーロラが出そうな日、出ている時は情報を入手することができます。「Aurora」というアプリもあるので、この二つを押さえておけば見逃すことはないでしょう!!

最後までお読み頂きありがとうございました。

みなさんにとって、バンフの旅が掛け替えのない思い出となりますように!

関連記事→ カルガリー空港からバンフへ行く手段