【カナディアンロッキーの野生動物】実際に遭遇した場所と出没スポット!

こんにちは! カナダから現地の観光情報をお届けしています(永住23年)。

今回ご紹介するのは『カナディアン・ロッキーの野生動物』です。

野生動物が出現しやすい場所私が実際に遭遇した場所をまとめてご紹介! ハイキングの途中で熊に遭遇した話もお楽しみください。

記事の内容

▪︎カナディアンロッキーの動物
 ① エルク
 ② ビッグ ホーン シープ
 ③ ムース
 ④ マウンテン ゴート
 ⑤ グリズリー ベア
 ⑥ ジリス
 ⑦ マグパイ
 ◎ 熊に遭遇した体験談

カナディアンロッキーの野生動物

カナディアン・ロッキーでは、日本では見ることのないカナダならではの野生動物に出会えるチャンスが!

野生動物に出会えただけで旅の思い出が何倍にも膨らむことでしょう。

① エルク

エルクは大型の鹿です。

昼間は暑さを避ける為、木陰や林の中に隠れていることが多く、早朝、夕方に活動します。

バンフの街中やケイブ&ベイスンに行く途中の林にいたり、バーミリオン・レイク周辺やフードゥーズ周辺でも夕方に見たことがあります。「 Bow Valley Parkway」の道路でも見られるそうですよ。

② ビッグ ホーン シープ

ビッグ ホーン シープは雄の大きな角が特徴で、雌は小さく尖った角をしています。

レイク・ミネワンカ周辺で見れる確率が高く、サルファー山ゴンドラ頂上付近やノークウェイ山で見れる事も。ノークウェイ山は山頂に行く途中にある展望スポット周辺の傾斜面で私は2回見たことがあります。同じスポットで2回もです! 

③ ムース

ムース(ヘラジカ)は、エルクより更に大きく、馬並みのサイズです。

雄は平たい角があるのが特徴で、活動が活発なのは早朝と夕方です。

ジャスパー国立公園のマリーン湖周辺が見れる確率が一番高いようで、私もそこで2回見ました。

④ マウンテン ゴート

マウンテン ゴート(シロイワヤギ)は断崖の上の方で移動していることが多いです。

Icefields parkway 「Goat Lick Viewpoint」(Sunwapta Falls Rocky Mountain Lodge近く)で早朝から午後にかけてよく見られるようです。私も同じ道路で見かけましたよ。マウンテン・ゴートは遭遇率低めです、、、。

⑤ グリズリー ベア

グリズリーベアは、肩に小さなコブがあるのが特徴です。

レイクルイーズのゴンドラで7・8月によく見られます。レイクルイーズは小動物、水、花、ベリーが豊富でグリズリーベアには最適な棲み家です。レイクルイーズのグリズリーベアのビデオはこちらへ→ レイクルイーズ

⑥ ジリス

ジリスは、ゴーファーとも呼ばれています。

ウサギのように地面に穴を掘って住んでいます。モグラ叩きのようにポコポコと顔を出しては引っ込めるので、とても可愛くて愛嬌があります。 あちらこちらにいますよ。

⑦ マグパイ

マグパイ(カササギ)は、黒と白のカラス科の鳥です。

バンフの街中でよく見かけますし、カラスのようにどこにでもいます。レイクルイーズで持っていた食べ物を奪われた事もあり、攻撃的なところがあるので注意してくださいね。

これらの動物の他にもブラックベア、クーガー(ピューマ)、コヨーテ、狼、ビーバー、バイソン(野牛)、鹿、リスなどもいますよ。

昔バンフに住んでいた時に街中でクーガー(ピューマ)が何度か出没して、警戒されたことがありました。街でクーガーに会うなんて、想像しただけでも恐ろしいですよね。サファリ状態〜 

道路の脇で車が数台停車しているのを見かけたら、動物が近くにいるサインです。みんなが車を止めて見学していることがあるので、停車中の車を見たら念のためチェックしましょう!

ちなみに車の走行中に私が見た動物はコヨーテ、狼、ブラックベア、ビッグホーンシープ、マウンテンゴート、エルク、鹿、ムースなどです。走行中も寝ている場合ではありませんよ(笑)。動物を見逃してしまうかもしれませんから!

バンフには日本語ガイドのツアー野生動物ウォッチングもありますよ。

もし旅行中に最後まで動物に出会えなかったとしても、カナダの動物を見ることが出来る場所には「カルガリー動物園」があります。
カルガリー観光スポット

◎ 熊に遭遇した体験談

サルファーマウンテンの登山コースを1人で頂上向けて歩いていた時のことでした。

辺りはシーンとしていましたが、突然バキバキっと枝が折れる音がしたので、動物が近くにいることを察しました。

なんと前方には中型サイズの黒い熊がいまして、

目が合ってしまいました!!!

私は身動き出来ずに頭の中が真っ白に! 

ところがそんな私の心配は否や、熊は私から目を反らし、木を相手に無邪気に遊びはじめたのです。

子熊の近くには親熊がいるのはよく知られていますが、中型サイズだったので親熊は見当たりませんでした。

熊が遊んでる間にそそくさとその場を離れ、無事に帰ってこれましたとさ。

めでたし、めでたし〜♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

みなさんも旅行中、たくさんの野生動物に出会えるといいですね。安全で楽しい旅を!