【ハロウィーン総まとめ】英語フレーズやお菓子情報

【ハロウィーン総まとめ】英語フレーズやお菓子情報

こんにちは! カナダから現地の生活情報をお届けしています(永住23年)。

10月に入ると多くの家の玄関先でハロウィーンのデコレーションが飾られるので、見て回るのが楽しくなってきます。

今回は『ハロウィーンについて」まとめてみました。

ハロウィーンについて

🎃“Trick or Treat?” と言われた時の答え方🎃

ドアベルを鳴らしたりノックして、住民が出て来たら “Trick or Treat?”(トリック・オア・トリート)と仮装した子供達が言います。

「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」という意味で「トリックかお菓子か?」と子供たちは言いますが、「お菓子」と答えなくてもいいんです^^;

Here you go Happy Halloween と言ってお菓子を渡してあげてもいいですし、コスチュームを褒めてあげたり、何に仮装しているのかを聞いてあげても!

 “I like your costume!”
 “What are you (supposed to be)?”
 “Who are you?”

会話の流れはこんな感じです。

大人:“Hello/Hi.”

子供:“(Hello.) Trick or Treat?”

大人:“Here you go”「これをどうぞ」と言ってお菓子をバッグに入れてあげる/渡す

子供:“Thank you.”

大人:“Happy Halloween!”

子供:“Happy Halloween!

うちの近所ではまだ外が明るい18時くらいから始まり、終わるのは20〜21時くらいですかね?!

夜の1人歩きは危険なので、小さい子供は大人同伴で、高学年くらいの子供は友達同士やグループで回ります。

🎃お菓子は何個手渡す?どんなお菓子がもらえる?🎃

ハロウィーンの時期には多くのお店でコスチュームや、ハロウィーン用のお菓子が数多く売られています。

お菓子は小さいミニサイズで、安全面を考え一つ一つが小袋に入った完全密封されている状態です。50個入り100個入りなどなど。

お菓子を配る数は、お菓子の大きさやそれぞれの家庭にもよりますが、1人につき2〜3個を配るお宅が一般です。小袋に4〜5個のキャンディを入れて配るお宅もあり様々です。

普通サイズの板チョコをもらったり、缶ジュースをもらったり(子供が持ち歩くには重すぎ^^;)ミニ粘土や、ハロウィーン柄の消しゴムや鉛筆などの小物をもらうこともありますよ。

お菓子の種類は豊富で、チョコレート、キャンディー、ガム、グミ、ラムネ、チップス(ミニサイズ)、などなど。

もらったお菓子を入れるハロウィーン用のバッグも売っていますが、枕カバーを使う子供も多いんですよ。持ちにくい 笑

お菓子を配る側も仮装している人がよくいます。子供達が来たときに喜びますね。サービス精神旺盛なのか、自分も楽しみたいだけなのか^^

🎃どの家でもお菓子がもらえる?🎃

お菓子を配る側はもちろん自費でお菓子を準備します。

ハロウィーンだからといって、どの家に行ってもお菓子がもらえる訳ではなく、玄関ポーチのライトがついている家がお菓子を準備してくれている合図です。

お菓子を渡さない場合は電気を消しておきます。途中でお菓子がなくなって電気を消すことも。

留守のお宅や、応対したくない場合は玄関先にお菓子が置かれていることもあります。 “Please take two.” 「2つ取ってください」などの添え書きがあったり。

🎃 子供の年齢層 🎃

子供の年齢は、幼児から中(高校生)くらいまでが多いです。高校生くらいになると行くのが恥ずかしくなってくるみたいです。結構大きいお兄ちゃんお姉ちゃんもたまに来ますが^^;

🎃 ハロウィーンの起源と語源 🎃

ハロウィーンは、古代ケルト人によるサーウィンの前夜祭が起源だと云われています。冬がはじまる11月1日が一年の始まりでした。その前夜10月31日は死者の霊や魔女が現れるので、仮面を被ったり焚き火を焚いたりして、身を守っていたようです。

「Halloween」の語源は、「Hallow」は諸聖人の日(11月1日)、「een」は「eve」(前夜)の略語で「諸聖人の日の前夜」という意味です。

🎃「ジャック・オー・ランタン」の名前の由来:ジャックの伝説🎃

彫られたパンプキンは Jack-o’-lantern (ジャック・オー・ランタン)と呼ばれています。

ハロウィーンが近付くとそれぞれの玄関先で本物のジャック・オー・ランタンが飾られ始めます(飾り用のランタンも売っています)。

早い時期に彫ってしまうと、気温が暖かい日が続いた時にはパンプキンがしなびてしまい、せっかく作ったパンプキンが台無しになるので直前に彫るのがポイント! 

毎年何を作ろうか迷います^^

さて、ジャック・オー・ランタンの語源はどこからきたのか? 伝説はアイルランドの歴史の中でも数百万年前にさかのぼります。

けちなジャック(ジャック・オー・ランタン)の物語

「けちなジャック」と呼ばれていたジャックは酔っ払いで悪戯好き。悪魔にお酒を買うからコインに化けてもらうと、そのコインを使わずに十字架が入っている自分のポケットに入れ、悪魔が元の姿に戻れないようにします。

そして、ジャックは1年間は魂を取られない事、地獄に行かないことを悪魔に約束させ解放します。

翌年、ジャックは木の実を悪魔に取らせている間に 樹皮に十字架を刻み、悪魔が降りてこれないようにします。そして10年間魂を取らないことを約束させます。

後にジャックは亡くなり天国の門に行きますが、悪戯を続けていたので天国へ入ることが許されません。 そして悪魔も約束を守り、ジャックを地獄へ入ることを許しません。

悪魔はジャックを暗闇へ放り出します。炎を与えられたジャックはいつも持ち歩いていたカブを切り抜いてランタンの代わりにし、今でも永遠に彷徨っているのだとか。

アイルランド人はこの幽霊のような人影を「Jack of the Lantern/ジャック・オブ・ザ・ランタン」(ランタンのジャック)と呼び始め、後に「Jack-o’-lantern/ジャック・オー・ランタン」と略されました。

オレンジのパンプキンはスーパーで購入できます。

厚みが3センチくらいで中は空洞、種がいっぱい入っているので綺麗に取り除いてから彫ります。

想像するより柔らかく彫りやすいんですよ。 最後に、中に小さなロウソクを灯して完了です。

我が家では種を洗ってオーブンで焼いて食べています^^

🎃ハロウィーン英語🎃

Halloween の発音は「ハロウィーン」です。早く発音されるとハロウィンと聞こえますが、正しくはハロウィーンですよ→ [ˌhæ.ləˈwiːn]。

“Happy Halloween!” と言われたら “Happy Halloween!”と返しましょう!Happy New Year!のような挨拶で、よいハロウィーンを! 楽しいハロウィーンを!という意味です。

Trick-or-Treating(トリック・オア・トリーティング)はお菓子をもらいに行くこと。
例:I am going trick-or-treating with my friends.(友達とお菓子をもらいに行く予定)

Trick-or-Treaters(トリック・オア・トリーターズ)はトリック・オア・トリートしている子供達を指します。
例:We got lots of trick-or-treaters this year.(今年は沢山の子供がお菓子をもらいに来た)

Dress up (ドレス・アップ)着飾る→ 衣装を着る 
例:Are you dressing up for Halloween? (ハロウィーンには仮装する予定?)

Boo!(ブー!)驚かせるときの音声。日本の「ワッ!」

R.I.P. (Rest In Peaceの略)安らかに眠れ。お墓のデコレーションで見られます。

Trick or Treat? トリックかお菓子か?

Carving 彫刻をすること→ 切り抜くこと
例:Any pumpkin carving ideas?(何を作るかアイデアある?)

Jack-o’-lantern 切り抜かれたカボチャの呼び名 コレ→🎃

🎃カナダのハロウィーン🎃

10月にはハロウィーンのイベントがたくさんあります。

パンプキン・カービングや、子供達はショッピングモールで仮装してお店でお菓子が貰えたり、あちらこちらでお化け屋敷も開催されています。

レストランやクラブでも仮装パーティーやコンテストがあったりして本当に楽しいです。

私も一度お化け屋敷にチャレンジしたことがあります。遊園地のお化け屋敷は数え切れないほど行ったことがありましたが、実際に人がいるのは初体験でした。

途中でリタイヤする人もいると聞いていたので、ドキドキで挑みましたが、

意外と大丈夫でした^^

一緒に行った子供達はかなりビビって、悲鳴をあげて、なかなか前へ進んでくれず、ぴ〜ったりくっつかれて大変でしたが、とても楽しかったです。

一般の家のデコレーションにはかなり怖いものも! 

仕掛けがあって踏むと怖い音声が流れたり、本格的にガレージ全体をお化け屋敷のように飾り付けしているお宅なんかもあり、怖がって入れない子供もいますよ〜。

子供を連れている大人まで楽しめます。

🎃我が家に来る子供たちの数は?🎃

さて、うちには何人の「トリック・オア・トリーターズ」が来ると思いますか? 

先に予想してくださいね。

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正解は『100人!』

これは住んでいる場所によるのですが、我が家には毎年100人くらいの子供達が来ます。子供が多い地域なので、かなりの量のお菓子を準備しないといけないんですよ。

でも一般のお宅はもっと少なめで、夫の両親の家は20人くらいです。

ハロウィーンは大人も子供も楽しめるイベント。ハロウィーンの日に海外に滞在されていることがありましたらぜひ外出して楽しいハロウィーン体験をしてくださいね!

Happy Halloween!