Be like that と Don’t be like that

Be like that と Don’t be like that は日常生活の中でも耳にすることがあるのでご紹介します。

Be like that.

Be like that の意味

「勝手にしなさい」

be「いる」、like「〜のように」、that「その」

→ 「そのようにいる」の命令形(be動詞から始まる)になるので

直訳すると「そのようにいなさい(そんな風でいてなさい)」という意味です。

投げやりな言い方になるので、日本語で言う「勝手にしなさい」という訳が適しています。

Be like that の例文:

子: I’m not leaving till you buy me an ice cream.
 アイスクリーム買ってくれるまで帰らない。

親: Okay, be like that. I’ll go home without you.
 勝手にしなさい、置いて帰るから!

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文章の中で使うこともあります。

If you’re being like that, nobody wants to hang out with* you.
もしそんな態度でいるのなら、誰も君とつるみたがらないよ。

→ *hang out with = 誰かと遊びに行ったり一緒に時間を過ごすこと(play の大人バージョン)

Don’t be like that.

Don’t be like that の意味

「そんな態度しないで」「そんな〜しないで」

Be like that「そのようにいる」に Don’t がつくと、

Don’t be like that「そんな風でいないで」という意味になるので、

日本語では「そんな態度しないで」が近い訳でしょう。

感情的になっている相手に対して使うことが多いフレーズです。

→ 拗ねている相手に言うなら「そんな拗ねないで」
→ 意地悪なことをしている相手に言うなら「そんな意地悪しないで」

など、状況によって「そんな〜しないで」という訳し方になります。

Don’t ではじまるので命令形ですが、声のトーンを優しくすると「そんな態度しないでよ〜」、怒って言うと「そんな態度しない!」というきついニュアンスになります。

Don’t be like that の例文

A: You’re a liar! We’re done.
 うそつき!私達もうおわりよ!

B: I’m sorry. Don’t be like that. Let me explain.
 悪かったよ。そんな怒らないでくれよ。説明させてくれよ。

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A: I’m not calling him till he calls me.
 彼が電話してくるまで私からは連絡しない。

B: Don’t be like that. You might regret it.
 そんな態度とるのはよそうよ。後悔するかもよ。

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Did you just take the toy from him? Don’t be like that. You should ask first.
彼のおもちゃ、今取り上げたでしょ?!そんなことしないよ、先に聞いてからよ。 

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先程の Be like that で紹介したアイスクリームの例で比較してみましょう。

子: I’m not leaving till you buy me an ice cream.
 アイスクリーム買ってくれるまで帰らない。

母: Okay, be like that. I’ll go home without you.
 勝手にしなさい、置いて帰るから!
母: Don’t be like that or I’ll go home without you.
 そんなわがままでいないよ、置いて帰るよ!

以上になります。

使う機会がないほうが円満でいいのですが、ぜひ覚えておいてくださいね♪