英語で「どっちでもいい」「どちらもダメ」良い印象と悪い印象の違い

Would you like coffee or tea?
コーヒーと紅茶、どっちがいい?

と聞かれたら、

・Tea, please.(紅茶お願いします)
・Coffee, please.(コーヒーお願いします)

と、はっきり答えてあげると、作る側は助かります。

が、私たち日本人は「どちらでもいいです」という答え方が好きなんですよね。笑 

では、英語で「どっちでもいい」「どちらもダメ」にはどのような言い方があるのか紹介していきます。

選択肢が2つある場合の返事の仕方

▪︎どっちでもいい、どちらの日でもいい。
▪︎どちらもいらない、どちらの日も都合が悪い。
▪︎前置詞のまとめ

選択肢が3つ以上ある場合の返事の仕方はこちらの記事へ→ 「なんでもいい」

どっちでもいい、どちらの日でもいい。

① Either 〜
② Whichever 〜
③ It doesn’t matter to me.

① Either 〜

either は肯定文では「2者のうちどちらか一方の」という意味です。

フォーマル・カジュアルの両方の場で使えるのがこちらになります。

・Either is fine.
 どちらでも結構です。
 どっちでもいい。

一般的によく使われています。either の後に one がついたり、語尾に with me がつくこともありますが、よく省略されます。

・Either one is fine with me.
 私はどちらでもいいです。

同じ意味でこれらのフレーズを使うことも。

・I’m fine with either (one).
 私は(コーヒーと紅茶の)どちらでも結構です。

・Either is good/okay.
 どちらでもいいです。
(※ フォーマルな場では fine を使った方が品がありますよ〜)

例えば「どちらの日が都合がいいか?」と尋ねられた場合は either の後に day などの名詞を入れて応用できます。

・Either day is fine with me.
 どちら(の日にち)でもいいです。

・Either day works (for me).
 どちら(の日にち)でも都合がつきます。

※ここでの work の意味は「都合がつく」です。

・I’m fine with either (colour).
 私はどちらの色でもいいです。

② Whichever 〜

意味は「どちらの〜でも」「どれでも」

「コーヒーか紅茶か?」と尋ねられた時に、私や夫がよく使うフレーズを紹介しますね。こちら↓

Whichever is easier (for you).
どちらでも(あなたにとって作るのが)簡単な方で。

と言っても「どちらも簡単だよ」という返事が戻ってくることが多いので(笑)、その時は “Coffee, please.” と、どちらかはっきりと決めてあげます。

日程で「土曜日か日曜日か?」の返事にはこんな感じで使えますよ↓

Whichever works for you.
どちらでもあなたの都合がいい方で。

=Whichever day works for you.
=Whatever works for you.
=Whatever day works for you.
=Whenever works for you. と言っても大丈夫です。

・I’m available both days.
 両日とも空いています。

などのフレーズを添えてもいいでしょう。

道や、方法、手段などには either の後に way がつくことがあります。

意味は「どちらの道・方法・手段でも」です。

A: Should we walk to the store or bike?
 お店に歩いて行く?自転車で行く?

B: I’m fine either way.
 どちらでも構わないよ。

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A: Which way should we take to the Airport?
 空港に行くのはどちらの道?

B: (You can take) either way.
 どちらの道でも(行けます)。

親しい間柄では、文を短くして使うこともあります。

方、声のトーンによってはぶっきらぼうに聞こえるので、上級者向けです。

・Either.
 どちらでも。

・Whichever.
 どちらでも。

※ 特に「I don’t care(気にならない)」や「 Whatever(なんでもいい)」 は「自分は関心がない」思われ誤解を招きやすく、単独では使わない方がいいです。文を添えてもきつく聞こえることもあるので慣れるまでは、避けましょう。

普段の会話で「私は構わない」と言いたい時は、I don’t care ではなく I don’t mind に慣れておくといいですよ。そしてこれを補足するフレーズもあるといいですね。

③ It doesn’t matter (to me).

直訳すると「私にとって問題ではない」という意味なので「どちらでもいい」というニュアンスで使えます。

以下のフレーズを添えることもできます。

・You can decide.
 あなたが決めて

・You can pick/choose.
 あなたが選んで。

・How about you?
 あなたはどう?

・(It’s) up to you.
 あなた次第です。

・Whichever you like.
 あなたが好きな方どちらでも

・Both sound good to me.
 どちらもいいね。

どちらもいらない、どちらの日も都合が悪い。

「コーヒーか紅茶か?」の質問でどちらもいらない場合は、

・No, I’m good (for now). Thanks.
 (今は)大丈夫です、ありがとう。

・No, thank you. I don’t drink them.
 結構です。どちらも(普段から)飲みません。

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・Sorry, neither day will work for me.
 ごめん、どちらの日も都合がつかない。

※ neither 「どちらも〜でない」

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A: Do you take cream or sugar in your coffee?
 砂糖かクリームをコーヒーに入れますか?

B: Neither, thanks. / Black is fine, thanks.
 何も入れません/ブラックで大丈夫です、ありがとう。

前置詞のまとめ

・Either one is fine with me.

・Either day works for me.

・It doesn’t matter to me.

・Both sound good to me.

以上になります。

選択肢が3つ以上ある場合の返事の仕方はこちらの記事へ→ 「なんでもいい」

最後までお読みいただき、ありがとうございました。参考になればうれしいです。