【heads up】ネイティブがよく使う会話文|意味・例文・由来

こんにちは! カナダから生の英語をお届けしています(在住歴22年)。

今回のテーマは heads up です。中でも日常生活でよく使いそうなフレーズだけご紹介します。

heads up はカジュアルな言い方になりますよ。

記事の内容:heads up

▪︎Heads up!「気をつけて」
▪︎heads-up「お知らせ」「警告」
▪︎give someone a heads up「知らせておく」
▪︎just a heads up「ちょっと知らせておくけど」

Heads up! 「気をつけて」

Heads up! の由来

兵士への呼びかけで、頭を高く保つことで警戒を怠らないこと、つまり「気をつけて!」という意味になります。

Watch out! と同じような意味ですが、Heads up! と言われるとパッと前や上を見ることになるので、下にあるものに対して注意を呼びかけるにはおかしな表現になります。

大きい荷物を抱えながら人混みに入るときなどに、

Heads up! I’m coming through.
 気をつけて、通ります。

Heads up! Here comes a ball.
 気をつけて、ボールが飛んでくる!

という具合に使います。

heads-up「お知らせ」「警告」

heads-up は他にも「お知らせ」「警告」という意味があります。

書き方は heads-up ですがハイフンは省略して書かれていることが多いです。

・Thanks for the heads up.
 それを知らせてくれてありがとう。

Thanks for letting me know.と同じ意味になります。

give someone a heads up「知らせておく」

give someone a heads up は直訳すると「誰かに警告を与える」→「誰かに知らせておく」という意味で make someone aware / let someone know と同じ意味になります。

心の準備ができるように前もって知らせておく場合や、スケジュール変更などの連絡でも使います。

下の例文のように I just wanna give you a heads up, を前置きとして始まる会話はよくありますので覚えておきましょう。

・Hey Mike, I just wanna give you a heads up, your ex is gonna be at the party too.
 マイク、ちょっと知らせておきたいんだけど、君の元カノもパーティーに来るからさ。

ex は「元カレ、元カノ、元夫、元妻など」です。

wanna / gonna ( want to / going to の口語的短縮形)

just wanna は「ただ〜したいだけ」。ここでは「ちょっと知らせておきたいんだけど」のようなニュアンスです。

I just wanna give you a heads up, the principal was looking for you.
 ちょっとおしえといてあげるけど、校長が君のこと探してたよ。

Just a heads up「ちょっと知らせておくけど」

上で紹介した I just wanna give you a heads up と意味は同じで簡単に短くした言い方です。このフレーズもとてもよく使います。

・Mom, just a heads up, I’m gonna be late for dinner tonight.
 ママ、今日の夕飯に遅れると思うから知らせておくね。

Just a heads up, the game on Sunday is cancelled.
 ちょっと知らせておくけど、日曜日の試合はキャンセルになったよ。

以上になります。

ご参考になれば幸いです♪