【尻もちをつく】を英語で言うと?+お尻を表現する英語いろいろ

今日のトピックは「お尻」です。笑

「尻もちをついた」は英語でなんて言うのか?

「おしりの言い方にはどんなものがあるのか?」を順番に紹介していきます。

目次:お尻

▪︎I fell on my butt.
▪︎お尻を英語で表現
 - butt/bum
 - ass
 - buttocks
 - bottom
 - hip に注意

I fell on my butt.

「尻もちをついた」を英語で言うと

I fell on my butt.

butt は「おしり」です。

on は「〜の上に」という意味なので「〜に重心がのる」というイメージで覚えると理解しやすいかと思います。

例えば、

・Can you lay down on your back?
 背中を床にして横になってください。
(背中に重心をのせる状態で)

転んだ状況を説明するときは、on のあとに「誰の+体のパーツ」が続きます。

・I fell on my knee. 
 膝から転んだ。
 (膝に重心がのった状態で)

・I fell on my back.
 背中から転んだ。

次は butt を含めおしりの言い方を紹介していきます。

お尻を英語で表現

「お尻」を表現する英単語はいくつかあります。

国によってよく使われているものは異なり、年代でも違い、国が変わると下品に聞こえるものもあります。

私が住んでいるのはカナダなのでアメリカ英語とかなり近いものがあります。

butt / bum

日常会話の口語でよく使われているのは buttbum です。

butt も bum も日本語の「おしり」にあたります。

アメリカでもイギリスでもどちらも使いますが、どちらかと言うと butt はアメリカで多く使われ、bum はイギリスでという印象があります。

butt はフォーマルではないのですが、カナダでは子供から大人まで大変よく使われています。

イギリスでは、アメリカのテレビ番組の影響で butt も使われているようですが、使うと下品な印象もあるようです。

bum は下品ではないスラングです。カナダでは子供に対してよく使われ、大人も使います。

・My butt hurts / My bum hurts.
 おしりが痛い。

→ おしりは単数扱いとして動詞には s がつきます。

✔︎ butt-dial

ちなみにアメリカ・カナダでは携帯電話をズボンうしろのポケットに入れてて、知らない間に誰かに電話してしまったことをbutt-dial と言います。最近はスマートフォンなので間違っておしりがダイヤルしてしまうことはあまりないかもしれませんが。笑

→ Sorry, I must’ve butt-dialed.
 ごめん、知らない間に電話しちゃったのかも。
(口語 must’ve = must have)

ass

ass(イギリスでは arse)は日本語の「ケツ」にあたり下品な言い方になります。

でも! 下品なんですが、、、実際には若者や大人がよく使っているんです。中高生の間では ass を使う人の方が多いと娘も言っています。

英語が流暢でない人が使うとびっくりされるかもしれませんね^^;

・My ass is sore.
 おしりが痛い。

→ ass も単数扱いで are ではなくて is が続きます。

✔︎ pain in the ass/butt

pain in the ass 又は pain in the butt 「苦痛、厄介、面倒なこと/人」を意味します。

・Changing planes three times is a pain in the ass.
 飛行機を3回も乗り換えるのは苦痛だ。

・My boss is a pain in the butt.
 うちの上司はうっとうしい。

buttock(s)

buttocks は「おしり」のフォーマルな言い方です。

ただ、お医者さんが使うイメージがあります。どちらかと言うと日本語の「臀部(でんぶ)」に当たるのでカナダでは日常会話でつかう頻度は少ないです。

buttocks はおしりの両方を指し、片方を説明するときは buttock になります。

・My right buttock is swollen.
 右側のおしりが腫れています。

・My buttocks is swollen.
 おしりが腫れています。

→ 片方だけでも両方でもおしりは一つとみなして単数扱いになります。My buttocks are とはなりません。

bottom

bottom は「下部」「下位」という意味に加えて「おしり」という意味もあります。

「おしり」と言うときの比較的きれいな言い方でしょう。

他にも使われている頻度は少ないかもしれませんが backside、behind、rear があります。全てお尻部分を指す下品ではない湾曲表現になります。

・I fell on my bottom.
 尻もちをついた。

hip に注意

hip はおしりの横の部分の股関節を指すので日本でいうお尻の意味とは異なります。

・Put your hands on your hips.
 腰に手をあてて。

・She has wide hips.
 彼女の腰は広い。

以上になります。

おしりを表現する英語は日本語よりもかなり多いですね。