こんにちは! カナダから生の英語をお届けしています(永住24年)。
今回のテーマは Drop it です。イディオムをご紹介していきます。
Drop it!
drop というと「落とす」という意味がはじめに思い浮かぶかもしれません。
まずはじめに、「落とす」という意味の Drop it! からいきましょう。
① Drop it!「それを落とせ!」
Drop it! は直訳すると「それを落とせ」です。
例えば銃を持っている人に“Drop it!”
② Drop it!「その話はやめて」
まずはじめに drop について触れておきましょう。
drop にはたくさんの意味があるのですが、こちらで紹介するのは「やめる」です。
drop「やめる」の例文
・I’m going to drop my yoga classe.
ヨガのクラスをやめるつもり。
・Drop the act! I know you did it.
(やってない)フリをするはやめろ!君がやったのはわかってるんだぞ。
→ Drop the act = Stop pretending
では、Drop it! に戻ります。
・Drop it!
その話はやめて!
気に触るまたは嫌な話題をされて相手に話すのをやめて欲しいときのフレーズです。
it(その話題)を落としてもう話さないイメージですね。
他の英語に言い換えると Stop talking about it.
・Drop the subject.
その話題やめて
とも言えます。
頭に Just がつくと強意の表現で、何回か同じ話をしているイメージがあります。
・Just drop it.
もうその話やめてってば。
少し穏やかにお願いすることもできますが(↓)、口調次第でイライラ感が伝わるので気をつけましょう。
・Can we drop it?
・Let’s just drop it.
その話やめない?
Drop it!「その話はやめて!」の例文:
・Hey, she heard that enough. Just drop it.
もう彼女は十分聞かされたよ。もうやめなって。
・I don’t want to talk about it. Drop it.
その話はしたくないからやめて。
・Okay, I got it now. Can we drop it?
OK、わかったよ、その話題やめない?
・Yes, I was late and I’m sorry again. Can we just drop it?
遅れて悪かったってば、、、。もうその話題やめない?
・The good thing is no one was injured so let’s drop it.
大切なのは誰も怪我をしなかったこと、だからこの話題はおしまいにしよう。
・You’re not my mom, so drop it already*.
私の母親でもないんだから、いい加減にしてくれない?
→ *命令形や依頼文の最後に already がつくと強意の表現です。
(例:Shut up already! もう黙れってば!)
③ Drop it!「忘れな!」
それ(記憶)を落として取り消すイメージです。
他の英語に言い換えると Forget about it.
例文:
・We can’t undo it now so let’s drop it and move on.
もうやり直しできないんだから、それは忘れて先へ進もうよ。
・Are you still thinking about it? Drop it. You’re wasting your time.
まだそのこと考えてるの?忘れなって、時間の無駄だよ。
以上になります。
こちらの Drop the ball の記事もご一緒に!
ご参考になれば幸いです♪
Drop it!
① 「それを落とせ!」
② 「(その話は)やめて!」
③ 「忘れな!」