【make it】 の意味はいっぱいあります!意味・使い方・例文

She made it の意味はなんでしょう??(答えは⑥にあります)

make it 」は日常生活の中でもよく登場します。

意味がたくさんあるので一つずつ詳しくご紹介します。

make it の意味

大まかな意味は目的地や目標に「たどり着く」「たどり着くことに成功する」ことです。

make it の意味

① たどり着く
② 間に合う
③ やり遂げる・成功する
④ 助かる
⑤ 都合がつく・行ける
⑥ それを作る

① make it : たどり着く

「着く」と言うよりは「たどり着いたことに成功する」ニュアンスがあるので「図書館に着いた」などの文で使うと変になります。笑

例えば、こんな時↓

・長距離の移動
・道路、天候の状況が悪い中での移動
・怖い夜道の中を歩いて移動
・初めてのおつかいや初めての運転 などなど

✔︎ Mom, I made it to Japan.
 母さん、日本に(無事に)到着したよ。

make it to 〜「〜にたどり着く」

先ほど「図書館に着いた」という文では使えないと言いましたが、こんな感じにすれば使えます。

✔︎ It was very icy and slippery but I made it to the library.
 道が凍ってて滑りやすかったけど、図書館にたどり着いた。

心配している彼氏に電話で、

✔︎ I made it home.
 (無事)に家に着いたよ。

※ home の場合は前に to がつかないので注意!

② make it : 間に合う

時間的になんとかたどり着く→「間に合う」

✔︎ Do you think we can make it?
 私達、間に合うと思う?

✔︎ We made it to the movie.
 映画に間に合った。

make it to 〜「〜に間に合う」

✔︎ We made it to the wedding.
 結婚式に間に合った。

③ make it : やり遂げる・成功する

①と②は実際の場所でしたが、③は「目標・ゴールに達することに成功する」という意味になります。

✔︎ I made it to the finals.
 決勝まで進んだよ。

✔︎ A: How was the marathon?
 マラソンどうだった?
 B: I was slow but I made it.
 遅かったけど完走したよ。

✔︎ I can’t believe we’re at the top of Mt. Fuji. We made it!
 富士山の頂上にいるなんて信じられない。やり遂げたね!

④ make it : 助かる

①②③のようなゴールはないのですが、その過程に焦点をおいて「打ち勝つことに成功する」ということで「病気や事故で死なない」ことを意味します。

→ 「助かる」

✔︎ She was carried to the hospital but she didn’t make it.
 彼女は病院に運ばれたけど助からなかった。

✔︎ If I don’t make it, please tell my kids that I love them.
 もし私に何かあったら、子供達に愛していることを伝えてくれないか。

⑤ make it : 都合がつく・行ける

約束や招待された場所に行くことが可能である場合に使います。

行くことを達成できる → 「都合がつく・行ける」

✔︎ Sorry, I can’t make it tonight.
 ごめん、今日行けないわ。

✔︎ A: Can you make it to my birthday party?
 私の誕生日パーティーに来れる?
 B: Yes, I can make it for sure*.
 うん、絶対に行けるよ。

 ( *for sure「確実に」)

✔︎ There’s nothing in the fridge because we didn’t make it to the grocery store.
 スーパーに行けなかったから冷蔵庫が空っぽです。

make it to 〜「〜に行ける」

⑥ make it : それを作る

make といえば「作る」という意味もありますね。

・She made it.
 彼女がそれを作った。

ただ、、、!

make it には場面によりいくつもの解釈があるので状況で判断する必要があります。

She made it.

・作品を観ながらの会話では「彼女がそれを作った」

・旅行の話をしていたら「彼女は無事に着いた」

・時間がギリギリの場合は「彼女は間に合った」

・競技の場面では「彼女が勝った」

・イベントに行けたのかとたずねられたら「彼女は行けた」

・事故の後なら「彼女は助かった」

などなど、、、

このように同じフレーズでも意味はたくさんあります。

いろいろな場面で使えて便利なのでぜひマスターしてくださいね。