「車のタイヤがパンクした」アメリカ英語とイギリス英語に違いあり?!

こんにちは、

カナダ在住22年の管理人です。

「車のタイヤがパンクした」を英語ではなんと言うでしょうか?

実は「パンクした」という表現はカナダやアメリカでは使いませんので、直訳してもダメなんです。

そして、イギリス英語とアメリカ英語で違う点、共通している点もありますので詳しく説明していきます。

我が家のパンク体験談もよかったらお読みくださいね。笑

記事の内容

▪︎アメリカ英語
▪︎イギリス英語
▪︎自転車がパンクした
▪︎パンク体験談
▪︎カナダの自転車事情

私はカナダに住んでいるので、カナダやアメリカで使われているフレーズを先に紹介しましょう。

アメリカ英語

口語で最もよく使われているフレーズは、

I got a flat.

です!

これだけ?! 

なんです。

こちらの文(↓)の「タイヤ」が省略されて名詞として使われています(↑)。

I got a flat tire.

こちら(↑)のフレーズもよく使われますが tire(タイヤ)はよく省略されます。

直訳すると「平らのタイヤ(の状態)を得た」→「タイヤが平らになった」という表現をアメリカ英語では使います。

get の使い方の記事も参考にしてください。

実際には完全に平らになっていることはないのですが、空気が抜けている状態を指します。

アメリカやカナダでは自転車に乗る人が日本と比べるとかなり少ないです。ですから、この英語のフレーズを聞くと、はじめに頭に浮かぶのは「車」になります。

どうして日本語ではパンクと言うのか?

語源は puncture からきているようで puncture は「穴をあける」という意味で、名詞は「タイヤの空気漏れの穴」と説明されています。

ですが、

アメリカ英語では「パンクした」というときには puncture は使いません。もしかしたら通じるかもしれません。

では、なぜ辞書にそう書かれているのか? 

イギリス英語でした。

イギリス英語

( I had a puncture.)

I got a flat tire.

I had a puncture「(タイヤに)穴がある」

は、イギリス英語になりますが、イギリスでも一般に「タイヤがパンクした」と言うときは flat tire が使われています。

日本語でも「穴があいた」と言うより「パンクした」と言う人の方が多いのと同じだと思います。

「穴があいている」は原因を説明しているニュアンスにも取れます。「パンクした」は単に状態を説明しています。

ですから共通の I got a flat tire. で覚えておくと良いでしょう。

自転車がパンクをした時は?

自転車にも使えるフレーズです。自転車がある状況下でこのフレーズを聞くと自転車のことだとわかります。

他の言い方で

My bike got a flat (tire).

と言って主語をバイクや車にすると、はっきり区別することもできます。

自転車は bicycle ですが、カナダでは bicycle より bike の方をよく耳にします。自転車の呼び方は国により異なるかもしれません。

パンク体験談

春は雪解けのため、道路の状態が悪く水溜りがひどいことがよくあります。

夫が運転していて私が助手席に乗っていた時のこと、水溜りが多い狭いコンクリートの道を運転していました。

実は、道に少し深めの穴があいていたのですが、水溜りで穴が隠れていてわからなかったのです。

穴に気付かず水溜りだと思いながらそこを通過した時に、車が「ドンッ!」と下へさがる衝撃があり、その直後にまた同じような穴があり、再度衝撃が!

車が心配でしたが、そのまま走行できたので「大丈夫だったみたい?」とその時は思いました。

その後、車を駐車して買い物を済ませ、駐車場に戻り運転を続けていました。

が、車の異変に気付き、

We’ve got a flat???!

まわりで運転していた人も気付いて指差して教えてくれます。

「キャー!恥ずかしいな〜!!」

ただ、

それが1つだけじゃなかったんです、、、。

なんと、2つも!!!(O_O)

We’ve got two flat tires!!!

買い物している間の駐車中に空気がどんどん抜けていったのでしょう。2つの穴で2つともパンクしていたなんて、、、。

結果、車を端に寄せてけん引してもらい、新しいタイヤを2つも買う羽目に、、、。

みなさん「カナダの水溜りには気をつけましょう!」という我が家の苦い体験談でした^^;

カナダの自転車事情

カナダは冬場は地域により雨や雪が多く道路も凍るので自転車に乗れるような状態でもなく、雪が溶けるのも遅いので、一年を通して自転車に乗れる期間はたいへん短いです。

乗れる期間は短いのに、冬場に自転車をしまっておくスペースも確保しないといけないで、これまで何度自転車を処分しようと思ったことか。笑

どこへ行くにも遠いのでついつい車になってしまいます。

自転車もママチャリみたいなスタイルの自転車は少なく、マウンテンバイクが主流です。

サドルの下から前方にバーがついているので、乗るときには足を後ろから向こう側へもっていかないといけなくて、乗るのも一苦労ですよ。

乗っている時は常に前屈みになりますし、カゴもありませんし、ヘルメットもかぶっている人が多いので、気軽にちょっと乗ろうという気にはなれません^^;

まさに「これからサイクリングに行くぞっ」という感じの運動のためにする勢いですかね。

一度カナダでママチャリのような自転車を見つけて買ってみたのですが、両手のハンドルの位置が離れすぎていてバランスが取りにくく、ぐらぐらしてしまうのでその自転車は手放す結果に、、、。

カナダでは、子供はよく自転車に乗っていますが『お母さん=自転車で買い物』というイメージはありません。

日本の自転車生活が恋しいです♡

以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。