こんにちは、カナダから生の英語をお届けしています(永住23年)。
今回のテーマは guy(s) です。教科書には載っていないような内容をご紹介していきますよ!
guy・guys
日常会話でよく使いそうな guy(s) を取り上げて解説していきます。
✔︎ guy(s) の意味
① guy「男の人」
- this guy「今会話で話している男性」
② guy「(オスの)動物・生き物」
③ guys「みんな」
④ (you) guys「あなたたち」
guy(s) は「フォーマルか?」と聞かれれば、フォーマルとは言えないのですが、みーんな使っています。
下品ではないですし、一般に誰でも使える親しみのある言い方になります。私も guy(s) は普通に使っていますよ。
レストランでもサーバーが初対面の人に使います。アメリカ・カナダでは初対面でも年上でも、あまり気にせず使われていますね。(※注意したい点を下記④で紹介します)
ただ、これが正装して行くような高級レストランとなると話は別。レストランの雰囲気に応じたフォーマルな言葉が選ばれるでしょう。
では、順番にもう少し詳しい意味と例文をみていきましょう。
✔︎ guy(s) の例文
① guy「男の人」
guy は「男の人」を意味します。「男性」ほど上品な言い方ではありませんが「やつ」のような下品な印象は全くありません。女性が使うにも問題なしです。
男の子に対しては boy を使う傾向にあるのであまり使われることはないのですが、使うこともあります(例文参照)
私の見解になりますが、丁寧さで言えばこんな感じですかね。
男性>男の人≧guy>やつ
訳すときには「男性」や「やつ」と訳した方が日本語の会話文にぴったりくる場合があります。
・He’s a nice guy.
彼はいい人/やつだよ。
・The guy standing over there is very attractive.
あそこで立ってる男性、とても魅力的!
・Why do guys always cheat?
なんで男の人っていつも浮気するの?
→ guys = 男性の複数形
(男の子に対して)
・Wow! You are such a tough guy!
おぉ〜!君はなんて強いやつなんだ!
・Hi, little guy, are you still sleeping?
やぁ、おちびちゃん、まだ寝ているのかい?
→ little guy「男の赤ちゃん」
・A: Ken got dumped.
ケンがふられたって。
B: What?! Seriously?
えっ?!まじか?
A: Yeah, poor guy.
うん、かわいそう。
→ get dumped「ふられる」(捨てられる)
→ poor guy「かわいそうな人/やつ」 = poor Ken と言ってもOK
– this guy「会話で説明している男性」
会話で男性の話をしているときに a guy の代わりに this guy「この男性」 と言うことがあります。その男性がその場にいる訳ではないのですが。カナダ人の夫も説明できず、、。
正直なところ訳し方が難しい英語特有の表現になります^^;
・I’ve been dating this guy since May.
5月から(ある)男性とデートしています。
・I met this guy at the party. He was so funny and we hit it off right away.
こんな男性とパーティーで会ったの。彼ってすごく面白くてすぐに意気投合したわ。
→ hit if off「意気投合する」
② guy「(オスの)動物・生き物」
①で guy は「男の人」と説明しましたが、動物や生き物も同様です。
動物の場合、性別がわからないことが多いので性別がわからない場合はメスにも使えます。金魚や虫でもOK!
例えば友達の犬だとオスには使えますが(普通は名前で呼ぶでしょうが)、メスには使えません。飼い主に失礼ですから!
↓Look at the handsome guy smiling at us!
・Oh poor guy! Mom, that dog is injured.
おぉ、かわいそうなワンちゃん!ママ、あの犬は怪我してる!
→ poor guy「かわいそうな動物/人」= poor dog, poor Pochi(名前)でもOK
・Look at the fluffy guy in the exercise wheel! So cute!
見て、回し車にいるフワフワの(ハムスター)!かわいい〜
→ fluffy guy = fluffy one/hamster と言ってもOK
A: Which fish are you buying?
どの魚を買うの?
B: This guy!
この魚!
③ guys「みんな」
guys は、男女問わずグループへの呼びかけ「みんな」(= everyone, you all)を意味します。親しみのある言い方になります。子どもたちへの呼びかけにも使えます。
・Hi guys!
やぁ、みんな!
・Thank you guys!
みんな、ありがとう!
④ (you) guys「あなたたち」
他にも、男女問わず特定の2人以上の人に声をかけるときにも使われます。子供同士でも使います。
日本語の「あなたたち」より少し砕けた親しみのある言い方になります。日本語にぴったりの訳が見つかりませんが、、。「あなたたち」と「君たち」を足して2で割った感じでしょうかね^^;
・Guys, be quiet!
君たち、静かに!
・Guys, stop! Guys! Guys!
君たち、ちょっと待った!君たち!君たちったら!
この場合は親しい友達の間では使えますが、年上や初対面の方に対しては Excuse me などと声をかけるのが適切ですね。気を引くために声をかける場合は気をつけて使ってくださいね。
会話文(↓)で使う場合はそんなに気をつけなくても大丈夫◎
・Are you guys ready to order?”
みなさんご注文の準備はできましたか?
・You guys are awesome!
君たちは最高!
・Do you guys know each other?
君たちは知り合いなの?
まとめ
それぞれの意味をもう一度復習しておきましょう。
① He is a nice guy. (男の人)
- I met this guy at the party. (今会話で話している男性)
② Look at the fluffy guy(hamster)! (生き物)
③ Hi guys! (みんな)
④ You guys are awesome! (あなたたち)
〜フレーズの復習〜
・get dumped「ふられる」
・poor 〜「かわいそうな〜」
・hit it off「意気投合する」
以上になります。
こちらの a slap in the face の記事もよかったらご一緒に!
ご参考になれば幸いです。
▪︎guy・guys
- guy(s)の意味①〜④
- guy(s)の例文①〜④
▪︎まとめ